組踊「清ら星たち」稽古大詰め 「主役級がキャスティング」 あす23日から琉球新報ホール


組踊「清ら星たち」稽古大詰め 「主役級がキャスティング」 あす23日から琉球新報ホール 組踊「二童敵討」の稽古に臨む出演者ら =21日、那覇市泉崎の琉球新報ホール
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子

 琉球新報創刊130年記念・写真集発刊記念組踊公演、伝統芸能を生きる「清ら星たち」が23、24の両日、琉球新報ホールで開かれる。21日は同ホールで「二童敵討」(眞境名正憲監修、中村一雄地謡指導)の稽古があった。出演者は、全体を通して動作や唱えなどを最終確認した。

 監修の眞境名さんは、立ち位置や動作などを確認。「さまざまな役を経験できる機会。ここまで育って頼もしい」と出演者に期待を寄せる。

 あまおへを演じる、重要無形文化財「組踊」保持者(総合認定)の玉城盛義さんは「主役級の役者がそろったキャスティング。ぜひ見てほしい」と呼びかけた。

 両日とも午後5時開演。前売り3千円(当日500円増し)。問い合わせは琉球新報社統合広告事業局、電話098(865)5255。 

(田吹遥子)