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主役級 4題“夢の共演” 新報130年記念「清ら星たち」組踊公演


主役級 4題“夢の共演” 新報130年記念「清ら星たち」組踊公演 「執心鐘入」で、中城若松を捜しに寺へやってきた宿の女(左・宮城茂雄)におびえる小僧たち=24日、那覇市の琉球新報ホール
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 琉球新報創刊130年と写真集の発刊を記念した組踊公演、伝統芸能を生きる「清ら星たち」が23、24の両日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで上演された。23日は「二童敵討」と「手水の縁」、24日は「執心鐘入」と「万歳敵討」が披露された。琉球古典芸能の重鎮が監修や指導を務め、主役級の実演家がそろって出演した今回の公演。“夢の共演”が実現した2夜を写真で振り返る。

(又吉康秀、藤村謙吾)

組踊「万歳敵討」で、高平良御鎖(右から2人目・親泊久玄)らに舞を見せる慶雲(左・宇座仁一)と謝名の子(中央・平田智之)=24日
「二童敵討」で、あまおへを討つ隙を狙う鶴松(左・佐辺良和)と亀千代(田口博章)=23日
「手水の縁」の玉津(左・新垣悟)と山戸(東江裕吉)=23日
「二童敵討」のあまおへ(右・玉城盛義)と供たち=23日

「手水の縁」で玉津を助けに来た山戸と山口の西掟(右から2人目・嘉数道彦)と志喜屋の大屋子(右端・石川直也)=23日