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島本プロが六段に昇段 本紙将棋欄を担当


島本プロが六段に昇段 本紙将棋欄を担当  島本亮六段
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 本紙将棋欄を担当している日本将棋連盟棋士の島本亮五段(44)が10日、第18回朝日杯将棋オープン戦1次予選で村田智弘七段に勝ち、五段昇段以降通算120勝目を挙げ、六段に昇段した。島本六段は「順位戦への復帰を目標に、一つでも多く勝ちを積み上げていきたい」と今後に向け、抱負を語った。

 これまで、あと1勝すれば昇段という状況が長く続いていたという。「いろいろな面でうまくいかなかったので諦め半分の境地になったこともあった。立て直してやり続けるしかなかった。好きな勉強法を取り入れて、勉強時間を増やした」と振り返った。

 島本六段は、取材のため県内で開かれる大会にも時折訪れており、ファンから親しまれている。「勝ててほっとしている。肩書が変わるだけだと思っていたが、公式発表されると、いろんな方からお祝いの言葉をかけてもらい感激している」と語った。

 (来間信也)