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笛新人部門 19人が合格<琉球古典芸能コンクール>


笛新人部門 19人が合格<琉球古典芸能コンクール>
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 第58回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の笛新人部門の審査が9日、那覇市の琉球新報ホールであった。23人が受験し、19人が合格した(応募者24人)。合格率は82・6%。棄権1人。合格者は次の通り。 (敬称略)

 山城祐介(与那原町)岡本幸子(大阪府)赤羽恵子(東京都)児玉絵里子(京都府)内里美音(那覇市)花城愛海(石垣市)山口仁(うるま市)小林紀子(東京都)屋比久眞弓(神奈川県)藤原由希(那覇市)下村祐世(神奈川県)戸田綾子(那覇市)山西明美(京都府)西尾真(恩納村)水津昭子(東京都)太田佐織(京都府)兼謝名希実(読谷村)名嘉真蒼織(那覇市)與儀力斗(金武町)

審査講評 曲想意識した演奏心がけて

 稽古を積んでいると感じた。音程や音量はしっかりしていたが、音量は全体的に大きく感じた。曲想も意識して曲想に合った演奏を心がけて。

 中には音が出ていない人がいた。稽古不足。三線の調弦が早い人もいた。しっかり確認しながら進めてほしい。

 「貫花」は点数が低かった。選曲は実力に合わせて慎重にするべきだ。テンポが速い曲、踊りたくなるような音色で。「踊りクワディーサー節」はしとやかな踊りを想像して演奏を。

 新人だが最高賞レベルの演奏をする人もいた。一方で、上位と下位の差が大きいと感じた。

 (東江司、我那覇常允、座波雪子、真地利尚、宮城英夫)