琉球新報社 第58回琉球古典芸能コンクール（琉球新報社主催）の舞踊新人部門の審査が12日から15日まで、那覇市の琉球新報ホールで実施された。81人が受験し、75人が合格した。合格率は92.5％だった。応募者83人、棄権者2人、失格者3人。合格者は次の通り。（敬称略）
安里竣亮（うるま市）比嘉千暁（宜野湾市）米須あす実（那覇市）冨吉万愛（北谷町）安富祖穂（那覇市）安富祖美咲（沖縄市）ホーキンス明子（豪国西オーストラリア州）宮城伊万留（南城市）城間一花（同）宮城愛凜（南風原町）屋比久泰輝（西原町）新城早礼（本部町）澤岻千秋（読谷村）横田芯（うるま市）志良堂里紅（中城村）新崎りあん（南城市）嘉数紗愛（那覇市）山本真木綿（読谷村）比嘉珠莉奈（北谷町）土橋希望（那覇市）島袋林山（宜野座村）與那嶺陽向（中城村）天内紅杏（糸満市）川畑結楽（鹿児島県）福西美穂子（大阪府）照屋盛爾（南城市）新里美莉愛（宜野座村）伊波恋夢（金武町）粂川志保（奈良県）又吉琉乃（浦添市）岡本洋子（大阪府）山城令愛（恩納村）松田藍（読谷村）細川愛未（宜野湾市）中山千沙妃（同）儀保裕珠菜（沖縄市）比嘉千明（うるま市）祖堅成華（同）佐久川ありか（那覇市）仲田絢音（うるま市）糸数莉衣愛（読谷村）比嘉一葵（名護市）金城遥（那覇市）渡名喜真央（沖縄市）桃原真菜香（同）真榮城佑唯（那覇市）儀間菜々子（同）治野ヨシミ（鹿児島県）松元優樹（浦添市）安慶名萌南（うるま市）仲嶺燦里（那覇市）山川杏香（同）仲本静来（沖縄市）木村佳子（京都府）八木夕媛（名護市）又吉空音（西原町）金城璃子（同）川田結稀（那覇市）山城七海（宜野湾市）安里美玲（西原町）喜友名彩加（沖縄市）宇都宮英子（大阪府）大城碧（宜野座村）藤山雪貴子（東京都）大城るい子（那覇市）石川純菜（恩納村）國吉優愛（南風原町）嘉手川碧智（那覇市）漢那弥由（糸満市）岸本かのん（名護市）儀保結花（那覇市）井戸祐子（東京都）岡部信子（那覇市）嘉陽田真衣（北谷町）宮國喜和美（神奈川県）
審査講評
舞踊新人 ガマク理解せず浅い踊りになる
女踊の出羽で視線が高い人が多かった。ガマク使いを理解せず浅い踊りになっていた人がいた。袖が乱れており「かせかけ」の糸巻きの所作で糸が袖にかかる人もいた。「干瀬節」はよかったが「七尺節」で所作が荒い人がいた。歩みで足のけりが強い人がいた。
男踊は、上半身がたくましいのに下半身が内股でちぐはぐになっている。足幅が狭くて男らしくみえない人もいた。女踊はできているが男踊は雑な人が多かった。
腰の落とし方ができていない人がいた。面入れと目線が合っていない。舞台の使い方も意識して。動作と動作の間は余韻を残すように。
（赤嶺啓子、浦崎みゆき、嘉陽田早苗、知花小百合、登川清子、花岡尚子、比嘉侑子、船越かおる、松田恵、又吉聖子、宮里加代子、山城亜矢乃）
