全日本バレエコンクール(日本バレエ協会主催)が、東京都で11~15日に開かれ、ジュニアA部門に出場した新垣愛子(16)=那覇シティバレエスクール=が3位に入賞した。予選でオーロラ姫、決勝でエスメラルダのヴァリエーション(ソロの踊り)を披露した。
新垣は昨年10月に出場した「ユース・グランプリ・ジャパン」(YGP Japan主催)日本予選で、米国のジョフリー・アカデミー・オブ・ダンスへの入学許可を認められ、9月から翌年6月まで留学する。実力を認められれば提携先のバレエ団への入団もできる。
新垣は「プロになるために生活面で自立し、精神面やコミュニケーションの力もつけたい」と意気込む。その先に「見た人が幸せになることや、鳥肌が立つようなバレエダンサーになりたい」と夢を語った。
(嘉手苅友也)