琉球新報朝刊 第58回琉球古典芸能コンクール（琉球新報社主催）の舞踊優秀部門の審査が19～23日、那覇市の琉球新報ホールであった。74人が応募、72人が受験し、44人が合格した。合格率は61％だった。棄権者2人、失格者8人。合格者は次の通り。（敬称略）
岳原希乃歌（宜野湾市）中村和（南風原町）クーン花奈（宜野座村）新垣凜（沖縄市）宮城ひなの（うるま市）田中久和子（南風原町）上地奈々美（うるま市）幸喜千秋（千葉県）神田結菜（沖縄市）大城珠那（読谷村）石垣正城（那覇市）諸見里咲花（読谷村）宮里夏佳（沖縄市）西村夢亜（南城市）末吉元気（中城村）末吉万里（宜野湾市）八木百李（名護市）池宮城由奈（うるま市）大道寺悦子（東京都）上原悠優（今帰仁村）祖堅心華（うるま市）外間美由（那覇市）上間日乃（同）中里芽生（八重瀬町）嶺井琴絵（今帰仁村）アイノア・ミヤシロ（米国ハワイ州）平田姫菜（読谷村）末吉心曖（中城村）中真ゆうき（浦添市）大城彩花（沖縄市）高橋和香奈（読谷村）鈴木美紀（大阪府）亀谷澪壮（浦添市）宮里美玖（金武町）安次富ステファニー美代（米国カリフォルニア州）岸本望乃叶（名護市）池原妃乃愛（うるま市）宮城ゆか（読谷村）安富モモ子（米国カリフォルニア州）國吉倖愛（宜野湾市）池原妃菜乃（中城村）中村和美（千葉県）桑江綾子（豊見城市）新崎純也（東京都）
審査講評 基本が不十分 今一度初心に
目線、歌の意味、構え、歩み、腰の入れ方など基本ができていない人が多すぎた。「伊野波節」で歌の意味と所作が合っていない人がいた。新人賞に合格した後の稽古の成果が見えない。指導者自身も基本を改めて勉強してほしい。優秀賞を受験するレベルに達しているかどうか、しっかり確認するべきだ。
間違わずに踊れば合格すると安易に思っていなかったか。挑戦することは素晴らしいが、今一度初心に返り、自分と向き合って再チャレンジしてほしい。
（阿波根直子、伊禮末子、上地美智子、金城末子、玉城盛義、仲程愛子、外間智子、宮良勝津美、森久美）
