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太鼓最高部門で5人合格<琉球古典芸能コンクール>


太鼓最高部門で5人合格<琉球古典芸能コンクール>
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 第58回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の太鼓最高部門の審査が1日、那覇市の琉球新報ホールで行われた。11人が応募し、10人が受験。5人が合格した。棄権は1人。合格率は50%だった。

 合格者は次の通り。

 (敬称略)
 丹羽亜希子(南城市)谷本涼子(浦添市)澤田友香(豊見城市)玉城涼子(名護市)栗栖香代子(那覇市)

音色が悪い 打法研究を

 丁寧にばちさばきをする人も結構いて、昨年より差はなかったが、全体的には太鼓の音色の出し方が気になった。特に小太鼓で右左の音色が違い、音が悪かった。

 腕を振り下ろしてたたいた音と、手首を使ってたたいた音は全然音色が違う。今回は手首の硬い人が目立った。指導者がしっかり打法を研究し、細かい指導をしないと、同じ過ちを繰り返す。最高賞のレベルに達する指導が必要だ。

 また、テンポの速い曲への苦手意識も感じた。音楽をよく聴いて、音楽に忠実に演奏をしてほしい。

(天久和子、大城初音、金城睦昭、國場秀治、玉城淳子、當山多津子、宮雄二)