アパレルのジャパンアンダーグラウンド(大阪、足立拓海社長)が沖縄のデザインマンホールを題材にしたTシャツを商品化した。ご当地マンホールのTシャツ企画は北海道から開始し、2年かけて取り組んできたプロジェクトで、これで全都道府県を網羅した。
最終地点の沖縄ではシーサー、エイサー、ミンサー柄のデザインを採用した。足立社長は「旅に来たいというきっかけとなるTシャツとして展開したい」と話した。全国各地のマンホールは、自治体が地元の文化などをモチーフに独自のデザインのふたを導入しているケースが多く「海外と比べても自治体ごとに特色があり、デザイン性が高い」(足立社長)と着目。マンホールデザインを活用して地域を盛り上げたい思いで同社を立ち上げた。
Tシャツは公式オンラインサイトなどで販売。シーサー、エイサーなどの沖縄版を合わせ約60種類をデザインした。
デザインマンホールは那覇市が発祥地。足立社長は「発祥地の沖縄で作品が手掛けられうれしい。地域創生の一助になれるよう取り組んでいきたい」と意気込んだ。
(謝花史哲)