バタフライピー研究所(那覇市)はこのほど、琉球大学国際地域創造学部の協力を得て、バタフライピーの青い花びらから抽出したエキスでキャンディーを着色した「ぴーちゃんきゃんでぃー」を共同開発した。27日からの「沖縄の産業まつり」で販売する。
学生らは同学部ウェルネス研究分野のゼミ生。研究の一環で今年7月から、健康を広義に捉える「ウェルネス」の考え方に基づき、県産バタフライピーに着目し企画提案から手掛けてきた。ミント味ですっきりした甘さが特徴で、パッケージも青を基調とし、沖縄も含まれる世界の長寿地域「ブルーゾーン」のイメージを打ち出した。
1袋8個入りで、税込み300円。産業まつりで初めて販売し、その後はバタフライピー研究所の販路先でも取り扱う。19日に県庁で会見したゼミ生の金城晴奈さん(21)は「子どもから大人まで手に取ってもらい、沖縄のイメージを思い浮かべていただけたらうれしい」と話した。 (當山幸都)