長野県信州まつもと空港からのチャーター便が1日、那覇空港に到着した。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)と長野県観光機構の交流促進に向けた覚書(MOU)締結後初めて。那覇空港国内線到着ロビーでは、OCVBやチャーター便を運航した日本トランスオーシャン航空(JTA)職員らが横断幕とともに、120人の搭乗客を歓迎した。
那覇と長野とのチャーター便の催行は2021年に開始し、今年で3年目。長野県一行は4日までの4日間で、観光商談会や教育旅行商談会の開催、現地視察などを通して沖縄からの誘客活動を強化する。
今年の3月に県が長野県と交流連携協定を締結したことを受け、OCVBと長野県観光機構は6月、今後のDMO(観光地域づくり法人)連携強化や観光誘客促進に関する連携協定を結んでいた。
空港歓迎式でOCVBの目島憲弘常務理事から歓迎の花束を受け取った長野県産業政策監の渡辺高秀氏は「温かい歓迎に感謝する。今回の訪問で沖縄県の皆さまと良い関係を築きたい」と話した。
(與那覇智早)