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與那覇 智早 沖縄リゾートウェディング協会（翁長由佳代表理事）は、11月22日のいい夫婦の日に合わせて、沖縄の結婚式に関するアンケート結果を発表した。沖縄の結婚式、披露宴で好きなところに関する質問に対し「フィナーレのカチャーシー」と回答した人が77.3％（75人）と最も多く、「とにかくにぎやか！」の53.6％（52人）が続いた。
一方、いとこ（またはその子）が主催する300人規模の結婚式・披露宴と設定した上で、祝儀の金額を問うた質問に対しては、「1万円」が62.9％（61人）で最も多く、次いで「2万円以上」が15.5％（15人）だった。
祝儀を2万円以上払わないといけないと思う場合で最も多かったのは「家族としての絆やサポートを示すため」の69.1％（67人）。次いで「深い友情や関係性を示すためにいつもより多く送る」が48.5％（47人）で、親しさやつながりによって額を検討する声もあった。
沖縄の結婚式・披露宴で好きなところはその他、エイサーの余興が52.6％（51人）、親戚友人の余興が50.5％（49人）と、沖縄ならではの結婚式を好む意見が多く見られた。一方、好きではないところについては「騒がしい。みんな話を聞かない」が49.5％（48人）と、約半数が真逆の感情を抱いていた。
親戚からリゾートホテルでの結婚式に招待されたときの懸念事項については「移動などの交通手段をどうするか」が46.4％（45人）と、披露宴での飲酒を前提にした回答が最も多かった。
沖縄県民の結婚式で改善した方がいい点について最も多かったのは「お酒を飲む方への移動手段や宿泊のサポート」の29.9％（29人）。車社会の沖縄らしく、交通手段を懸念する意見が見られた。
同協会の上地明彦事務局長は「物価高騰もある中、県内の結婚式のお祝儀の相場は1万円に留まり続けている。高単価なリゾートウエディングでも伝統的な沖縄の要素を取り入れながら、今後の在り方を検討していきたい」と話した。
アンケートは同協会の公式LINEなどで10～50代の男女120人に実施し、沖縄の結婚式に参加したことがあると回答した97人の結果を反映した。
（與那覇智早）
