協同組合沖縄産業計画は22日、ナイトエンターテイメント「琉球夜会」を那覇市の那覇テンブス館4階テンブスホールで開いた。2部開催で、延べ150人が琉球料理と琉球文化・芸能芸能を楽しんだ。
観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」としての実証実験。市民と観光客が自然に触れ合うことや、沖縄の文化・芸能の高付加価値化、訪日インバウンドの観光消費額を高めることなどが目的。
参加者にはミミガーやラフテー、豆腐ようなど11種の食材を盛り付けた琉球料理が振る舞われた。その後、エイサーや獅子舞、四つ竹、沖縄ヒット曲メドレーなど、古典芸能をアレンジした演目が披露された。
沖縄市から参加した謝花富子さん(85)は「料理もステージも全部良くて、沖縄の文化はすごいと再認識した。どこの国の人にも喜んでもらえると思う」と感動した様子だった。
(與那覇智早)