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地域生かした活性化案発表 かりゆし塾最終講義


地域生かした活性化案発表 かりゆし塾最終講義 嘉手納町の魅力を伝える絵本を作成し、新たな観光の在り方を提案した第34期かりゆし塾第3班「産ライズ・沖縄」のメンバーら=18日、那覇市西のロワジールホテル那覇
この記事を書いた人 Avatar photo 玉寄 光太

 地域づくりのリーダー養成を目指す第34期かりゆし塾(県経営者協会主催)は18日、地域活性化プラン発表会を那覇市のロワジールホテル那覇で開いた。企業や自治体職員ら66人が八つの班に分かれ、6月から地域社会や住民の抱える具体的な問題や課題の解決に向けて取り組んできた。最終講義となる今回、各班が地域の特産品や観光資源などを活用した地域活性化プランを報告した。県内企業関係者や卒業生など約200人が参加した。

 第3班の「産ライズ・沖縄」は「絵本でめぐる嘉手納町ちゃんぷるーツアー」として、絵本を活用した嘉手納町のツアープランを発表した。平和学習や異文化体験、比謝川での自然体験ができる町の魅力を伝える絵本を作成し、親子で絵本を片手に町内を巡るツアーを提案した。10年目には約1259万円の経済効果が見込まれるという。

1班はうるま市のドラゴンフルーツ、2班はうるま市の闘牛、4班は沖縄市の知花花織、5班は首里城周辺の歴史文化、6班は八重瀬町のオクラ、8班は南城市のバタフライピーを活用したプランを発表した。

(玉寄光太)