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福山商事、社長に福山裕一氏 専務には福山大輔氏 2氏に代表権 <人事>


福山商事、社長に福山裕一氏 専務には福山大輔氏 2氏に代表権 <人事>   福山 裕一氏
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 福山グループは8日までに、6月1日付の役員人事を内定した。福山ホールディングス(HD)の福山一郎社長(50)が福山商事の社長を退任し、福山裕一取締役(49)が新たに就任する。福山商事の福山大輔常務(47)が専務に昇格する。福山商事の代表権は裕一氏、大輔氏の2人が持つ。

 福山商事の福山照彰専務(59)は退任し、沖縄工業商事の社長に就任する。福山裕一専務は退任。同社の親里勝社長(62)は会長となり、福山HD専務に留任する。5月31日開催の株主総会を経て正式決定する。

 福山建設は福山弘隆代表取締役会長(76)が退任し、相談役となり、後任には福山一郎氏が就任する。7月の株主総会と取締役会を経て決定する。弘隆氏はHD取締役相談役に留任する。

 親会社の福山ホールディングスは取締役相談役の福山保氏(74)と福地正行氏(73)、宮城亨取締役(51)が退任する。パズラインの取締役に福山一郎氏が就任し、取締役相談役の正行氏は退任する。

 8日に那覇市泉崎の琉球新報社で新役員体制を報告した福山一郎氏は「事業の継続性担保のために経営体制を整え、新たな事業分野の開拓に対応できるようにする」と狙いを説明した。福山商事社長に就任予定の福山裕一氏は「既存の事業を大切にしつつ、プラスアルファも作り上げていかなければならない。体制強化のための人材育成、確保にも力を入れたい」と意気込みを語った。

 (島袋良太)