沖縄大交易会、2024年の開催日が決定 出展料の引き下げや「指名」も


沖縄大交易会、2024年の開催日が決定 出展料の引き下げや「指名」も 12回目の「沖縄大交易会」について説明する実行委員会副委員長の山城正保沖縄銀行頭取(左)=9日、県市町村自治会館
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 国内最大級の食の国際商談会「12th沖縄大交易会2024」の実行委員会総会が9日、那覇市内であり、8月1日~12月20日にオンライン商談会を進め、11月21~22日に対面のリアル商談会を宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催する日程などを確認した。

 ハイブリッド開催を継続し、質の高い商談会の実現を目指す。

 昨年はサプライヤー(商品供給事業者)211社、買い付け業者(バイヤー)273社が参加し、成約率はリアル16・4%、オンライン12・1%だった。新型コロナ禍の影響緩和で商談件数が増え活発化した一方、オンラインの活用が減りハイブリッド開催の課題も浮かび上がった。

 今回はオンラインのみの出展料を11万円から6万6千円に引き下げる。バイヤーが指名したサプライヤーとの商談機会を事務局が調整する手法も取り入れるなど、オンライン商談の浸透や質向上を図る。目標値としてサプライヤー、バイヤーの260社ずつの参加と、成約率についてリアル30%、オンライン20%と掲げた。

 (當山幸都)