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商談2171件、熱く 沖縄大交易会、国内外から409社参加 国内最大級の食品商談会閉幕


商談2171件、熱く 沖縄大交易会、国内外から409社参加 国内最大級の食品商談会閉幕 沖縄大交易会の下関のブース=17日、宜野湾市
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 宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた国内最大規模の国際食品商談会「沖縄大交易会2023」(同実行委員会主催)は17日、2日間の日程を終えて閉幕した。大会事務局によると、県内36社を含むサプライヤー(商品供給事業者)194社、バイヤー(購買者)として海外法人57社を含む215社の計409社が参加した。商談件数は2171件(速報値)だった。

 新型コロナが5類感染症に移行したことを受け、県外、海外から参加するバイヤーやサプライヤーが増えた。

 全国の自治体や商工会などが出展するPRブースで下関市を代表して参加した同市のイリイチ食品の髙井顕社長は「中国のバイヤーと商談できなかったのが残念だが、台湾などへPRできた」と述べた。

 日本産食材の輸入を希望する海外バイヤーが参加する日本貿易振興機構(ジェトロ)の食品輸出商談会も4年ぶりに開催され、8カ国8社が商談に臨んだ。井瀧史洋所長は「県内の店舗を訪問するなど、オンライン商談ではできないリアルな交流ができた」と話した。

 (普天間伊織)