韓国の自動車メーカーヒョンデの車両を専門に取り扱う自動車販売のヒョンデ沖縄(南風原町、楚南幸賢社長)は12日、社内に「ヒョンデシティストア沖縄」をオープンする。提携する日本法人ヒョンデモビリティジャパン(旧ヒュンダイモータージャパン)としては国内で3店舗目となる。
販売不振を理由に2009年に日本での自動車販売から撤退していた日本法人は、電気自動車(EV)のアイオニック5が22~23年に、日本のインポートカーオブザイヤーに選出されるなど評価を受けたことなどから、日本への再進出を決めた。
販売するのは、アイオニック5と、コナのEV2車種。整備などのアフターサービスは豊橋自動車(南風原町)が受け持つ。
11日、関係者向けにプレオープン式典を開いた楚南社長は「素晴らしい車がめじろ押しだ。皆さんに喜んでもらえる店舗にできるように努める」と話した。今後は同店舗で試乗体験なども行う。
(與那覇智早)