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泡盛発展に貢献へ 沖縄県酒造組合 知財功労で表彰


泡盛発展に貢献へ 沖縄県酒造組合 知財功労で表彰 知財功労賞表彰式で、濱野幸一特許庁長官(左)から表彰を受けた県酒造組合の佐久本学会長=18日、東京都
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 【東京】2024年度知財功労賞表彰式が18日、東京都で開かれ、県酒造組合が特許庁長官表彰(知財活用企業・商標)を受けた。佐久本学会長が賞状を受け取った。

 特許庁では、知財財産権制度の発展や普及・啓発に貢献した個人や企業を表彰している。24年度は1人と7団体が経済産業大臣表彰を、5人と14団体が特許庁長官表彰を受けた。

 県酒造組合は2017年に地域団体商標「琉球泡盛」を取得した。地域団体商標をシンボルに、琉球泡盛産業の活性化や地域おこしをけん引したことなどが評価された。

 佐久本氏は「とても名誉なことだ。泡盛はもともと沖縄の文化に根付いているもの。発展に貢献できればうれしい」と受賞を喜んだ。

(嘉数陽)