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万博誘客で県に意見書 県ホテル協 観光DXなど5項目


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 玉城デニー知事は20日、旅行業や宿泊業関係者らとの意見交換会を県庁で開いた。県ホテル協会は、大阪万博関連のインバウンド(訪日客)誘客やライドシェアの推進などを求める意見書を県に提出した。
 意見書は(1)大阪万博に絡めたインバウンド誘客の推進(2)観光DXの推進(3)労働力の確保に対する支援(4)宿泊税の取り組み(5)ライドシェアの推進―の5項目を記した。
 2025年4月~10月の大阪万博には、約350万人の海外来場者が想定され、関西圏から沖縄に足を運んでもらう施策やプロモーションが必要だと指摘した。運転免許を持たない観光客やインバウンドが増加することを見込み、二次交通不足の解決策としてライドシェアの推進を求めた。
 県は運輸業や観光施設の運営者らとの意見交換会も24日に開く。意見は県施策の基本的な方向性や具体策に反映させる。 (與那覇智早)