水谷社長ら再任　共同通信社

　一般社団法人共同通信社は２３日、理事会を開き、水谷亨社長の再任など次期役員人事を内定した。理事会長の大島宇一郎・中日新聞社社長、副会長の土居英雄・愛媛新聞社会長を再任。副会長の小田敏三・新潟日報社相談役は退任し、河村邦比児・熊本日日新聞社社長が副会長に就任する。６月２０日の社員総会、理事会で正式決定する。
　専任役員は、小渕敏郎常務理事が専務理事に昇格、江頭建彦総務局長が新たに常務理事に就く。２０１８年６月就任の水谷社長は４期目。
　井原康宏専務理事は退任し、株式会社共同通信社代表取締役専務となる。同社の嶋田正人代表取締役常務は退き、共同通信会館常勤監査役に就任する。牧野和宏共同通信会館相談役は退任する。いずれも６月２０日付。
　江頭　建彦氏（えがしら・たつひこ）慶大卒。８７年共同通信社。科学部長、人事部長、名古屋支社長などを経て、２２年３月から総務局長。佐賀県出身。６０歳。