純利益が７倍超　エヌビディア

　【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアが２２日発表した２０２４年２～４月期決算は純利益が前年同期の約７・３倍の１４８億８１００万ドル（約２兆３３００億円）だった。売上高は約３・６倍の２６０億４４００万ドルで純利益、売上高ともに四半期として過去最高を更新した。生成人工知能（ＡＩ）向け半導体の需要が好調で、業績の拡大が続いた。
　エヌビディアは、大量の計算を同時に実行できる画像処理装置（ＧＰＵ）が主力製品だ。「チャットＧＰＴ」に代表される生成ＡＩの学習や推論などの処理に使われ、ＡＩを含むデータセンター向けの売り上げは今回、約５・３倍の２２５億６３００万ドルに膨らんだ。