名嘉山勝氏
與那覇 智早 県中小建設業協会は24日、那覇市のホテルコレクティブで2024年度の定時総会を開き、名嘉山勝氏（71）＝名嘉山重建社長＝が会長となる人事を承認した。会長を5期10年間務めた赤嶺勲氏（68）＝正吉建設社長＝は相談役に就く。
総会では、継続した公共工事受注機会の確保や研修などの実施を通した企業力の強化などを柱とする24年度の事業計画案を承認した。
中小建設業の実態に即した最低制限価格制度の改善などに注力するほか、働き方改革や担い手確保、育成に関する対策などを推進していく。
名嘉山新会長は「建設業界でも週休2日制の導入が求められるなど、働き方改革が進められている。今後も県や市町村に対して安定的な予算確保を求め、地域の人々が安心して暮らせるインフラ整備を要請していく」とあいさつした。
（與那覇智早）
