県文化観光スポーツ部は27日、4月の入域観光客数が前年同月比11.9%(7万9500人)増の74万9300人だったと発表した。4月は春休みやゴールデンウィーク(GW)の旅行需要から、好調に推移した。
国内客は同2.1%(1万2700人)減の59万400人だった。航空会社が東京、名古屋、関西方面の臨時便や季節運航便を設けたが、前年度にあった全国旅行支援が終了し、その反動減で前年同月を下回った。
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国内客の方面別の構成比では、東京方面からが28万3800人で、48.1%を占めた。続いて関西方面の12万7200人(21.5%)だった。5月もGWによる旅行需要が旺盛なことが推測されるため、堅調に推移すると見込まれる。
外国客は前年同月比2.38倍(9万2200人増)の15万8900人だった。海路の乗務員など1万5700人を含む。外国客は入域客全体の構成比の21.2%となった。
新型コロナウイルス感染拡大前の2018年度同月と比較すると、10.1%(8万3900人)減だった。
(與那覇智早)