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欧州コンペで最高金賞 忠孝酒造の泡盛2種


欧州コンペで最高金賞 忠孝酒造の泡盛2種 最高金賞を受賞した「甕熟成18年古酒40度」(左)と「The Vanilla(ザ・バニラ)14年古酒43度」
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 忠孝酒造(豊見城市、大城勤社長)が製造販売する「甕(かめ)熟成18年古酒40度」と「The Vanilla(ザ・バニラ)14年古酒43度」が、1969年からイギリスで開催されている世界的な酒類コンペ「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)」で最高金賞を受賞した。「夢航海30度」は金賞、「月の蒸溜(じょうりゅう)所43度」は銀賞を受賞した。
 「甕熟成18年古酒」は日本の全酒類審査品目の中で最高得点の99点だった。甕熟成はうまみや複雑な香りのハーモニーやバランスが評価された。「The Vanilla」は98点。心地よいナッツの香りとバニラやメープルのような甘い香り、なめらかさなどのバランスが評価された。 (島袋良太)