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新垣氏、公庫理事長に 政府発表 県出身者4人目


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 【東京】政府は25日、沖縄振興開発金融公庫の川上好久理事長(70)の後任に、現理事の新垣尚之氏(60)を昇格させる人事を発表した。任期は7月1日から4年間。公庫生え抜き職員の起用は3人目で、県出身者の就任は4人目となる。川上氏は6月末、任期満了で退任する。
 新垣氏は1964年生まれ。国頭村出身。琉球大卒業後の86年に入庫した。庶務部長、総務部長などを歴任し、22年4月から融資第一部長、23年4月から理事を務めていた。
 川上氏は1954年生まれ。名護市出身。大阪大卒。77年県庁に入庁後、企画部長、総務部長を歴任、2013年4月~14年12月に仲井真県政下で副知事を務めた。16年7月、県庁出身者としては初の沖縄公庫理事長に就いていた。 (嘉数陽)