おきなわフィナンシャルグループ(OFG、山城正保社長)は26日の株主総会と取締役会で、沖縄銀行常勤監査役の佐喜真裕氏(60)がOFGの取締役監査等委員に就任する役員人事を承認した。総会後、OFGの崎山泰美常務と我那覇健常務と共に、就任あいさつで琉球新報社を訪れ、新体制について報告した。
佐喜真氏は「ガバナンスに軸足を移すが、前向きにチャレンジする姿勢で取り組んでいきたい」と抱負を語った。
崎山氏は「トップラインの源泉となる営業戦略を立て、収益向上を図っていきたい」と意気込んだ。我那覇氏は「資金需要が増していく中、コロナ禍で立ち遅れる企業への伴走支援も行っていきたい」と話した。総会では山城社長を含む取締役3人の再任も承認された。
(当間詩朗)