有料

県、5月観光客70万人 GW需要で前年比9.7%増


県、5月観光客70万人 GW需要で前年比9.7%増
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県文化観光スポーツ部は25日、5月の入域観光客数が前年同月比9・7%(6万2300人)増の70万7500人だったと発表した。5月はゴールデンウィーク(GW)の旅行需要などから、好調に推移した。国内客は同2・8%(1万6300人)減の55万9千人だった。GW需要で航空会社が東京、名古屋、関西方面の臨時便や季節運航便を設け増便があったが、前年度にあった全国旅行支援が終了し、その反動
減で前年同月を下回った。
 6月は県内各地でのハーリー大会関連のイベントや、横浜港発着クルーズ船の寄港、県内離島を巡る那覇発着クルーズ(フライ&クルーズ)が予定されていることなどから、堅調に推移すると見込まれる。外国客は前年同月比2・1倍(7万8600人増)の14万8500人だった。海路の乗務員など1万600人を含む。外国客は入域客全体の構成比の21%となった。 (與那覇智早)