お菓子や飲料、健康食品などは数多くの県産品があるのに対し、ごはんのお供で県産品はあぶらみそ、もずくのつくだ煮、食べるラー油くらい。他の都道府県に比べて種類が少ないのではないか―。
そこで県物産公社(那覇市)が新たな沖縄ならではのごはんのお供として開発したのが「まぜのせあぐー豚そぼろ」だ。あぶらみそなどの食品を製造している山香(嘉手納町)と一緒に取り組んだ。材料は県産食材の代表、あぐー豚、食感が楽しめるゴーヤーと竹の子、ピーナツを使用した。
フレーバーはみそ味としょうゆ味の2種類。白米との相性はもちろん、しょうゆ味は冷ややっこや冷やしそうめんにトッピングしてもおいしい。みそ味はジャージャー麺やマーボー豆腐にも使える。特に麺との相性は抜群で、辛みを抑えているので、幅広い年齢層で楽しめる。11月発売に向け、現在、ラベルデザインの最終調整中。担当者は「沖縄の新たな県産品ごはんのお供として、皆さまの食卓の仲間にぜひ入れてほしい一品」と話す。
9月11日までのクラウドファンディングは3千円から応援を受け付けている。
県の優良県産品推奨事業「NEXT部門」の申請商品を紹介。琉球新報のクラウドファンディング「YUIMA」が一次審査となる。
【NEXT優良県産品エントリー】
沖縄発 これまでになかった「ごはんのお供」を広めたい。