「新時代を切り開く~連携の力で共に創る~」をテーマにした第63回中小企業団体九州大会が19日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。九州各県の中小企業関係者約700人が参加し、エネルギーや原材料価格高騰などへの支援策など53件の提出議案を可決した。
地域経済に貢献した優良組合、組合功労者、優良組合青年部、中央会優秀事務局専従者の表彰式もあり、県内からは2団体、4人が選ばれた。
県中小企業団体中央会の小橋川篤夫会長は「経営の安定、発展を続けるには中小企業組合などの連携組織の役割が重要となる」とあいさつ。大会名誉会長の玉城デニー知事は「中小企業の発展は不可欠で、中小企業団体中央会と会員の皆さまが果たす役割は重要となる」と述べた。
沖縄関係の表彰者は次の通り。
【優良組合】読谷山花織事業協同組合▽県木造住宅協同組合
【組合功労者】八幡昇県赤瓦事業協同組合代表理事▽島袋等沖縄北部地区生コンクリート協同組合代表理事
【中央会優秀事務局専従者】宮城美夏総務部情報課主事▽上原幸太組織支援部支援課主事
(当間詩朗)