照屋義実副知事（左）に要請書を手渡す全沖縄製糖労働組合の平田隆太執行委員長＝１９日、那覇市の県庁
新垣 若菜 全沖縄製糖労働組合、さとうきび委員会、フード連合沖縄地区協議会は19日、県庁に照屋義実副知事を訪ね、糖価調整制度の堅持などサトウキビ生産安定への支援を求めた。全沖縄製糖労組の平田隆太執行委員長が照屋副知事に要請書を手渡した。
要請書は、資材の価格高騰による農家の生産意欲減退や高齢化、担い手不足などの課題を挙げ「持続的かつ安定的なサトウキビ生産を可能とする体制の構築が求められている」と指摘した。
照屋副知事は「国に対しても持続可能な農業経営基盤を整えるための支援を求めている。県も生産振興に取り組みたい」と述べた。
同組合などは同日、県議会へも要請した。
（新垣若菜）
