高校生が日頃の芸能や文化活動の成果を披露する第47回県高校総合文化祭(県高校文化連盟主催)の総合開会式が2日、沖縄市民会館で開かれた。新型コロナ前の盛り上がりが戻り、約400人の来場者が生徒らの舞台発表や作品に拍手を送った。12日まで。
開会式で、西原高3年の喜瀬鈴菜さんは「コロナ下に比べ練習時間も確保できるようになった。仲間と共に過ごす時間も増え、団結力も高まった」とあいさつした。
舞台部門は6月の県高校生郷土芸能ソロコンテストで金賞を受賞した生徒たちによる「かぎやで風」で幕開け。朗読や書道、西原高のマーチングなどが披露された。
3日は郷土芸能部門、4日は音楽部門の発表がある。12日には那覇市の国際通りでパレードがある。(嘉数陽)