「いのちと心の特別授業」で挑戦し続けることの大切さを語るフリースタイルバスケットボールパフォーマーのJJさん（左）＝4日、名護市の東江小学校
池田 哲平 【名護】名護市の東江小学校（上間久校長）で4日、フリースタイルバスケットボールパフォーマーのJJ（仲宗根潤治）さんを招いた「いのちと心の特別授業」が開かれた。全校児童を対象に開かれた授業で、JJさんはパフォーマンスを披露しつつ、自己肯定感を高める方法や、自分を信じ続けることの大切さについて伝えた。
JJさんは、世界最高峰のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」に合格したほか、ギネス記録を6回樹立した世界屈指のパフォーマー。複数のボールを両手で扱う「アームロール」と呼ばれる技の世界記録に挑み、一度は失敗したが、数週間後の再挑戦で成功した経験を語った。
JJさんは「チャレンジすることができたら、1％でも可能性が生まれる。自分ならできると思った瞬間、それが成功へとつながっていく」と語った。さらに「行動を起こしたら、チャンスができる。その中で、一番努力する者がチャンスをつかめる」と述べ、挑戦や努力し続けることの大切さを児童に伝えた。世界でも屈指のJJさんの技に、多くの児童が歓声を上げたほか、児童らが参加したボール回しのチャレンジでも盛り上がった。
（池田哲平）
