【沖縄】沖縄市立高原小学校3年の比嘉夏希さん(9)は11月24日、県内最年少、全国最年少タイで防災士資格を取得した。大型台風を経験してから防災に興味を持ち、防災に関するネット上のクイズや、本などで勉強していたという。
防災士は、地域や組織と協力し、防災力を高める活動が期待され、そのための知識・技能を習得したことを、日本防災士機構が認定する資格。11月末時点で全国26万9511人が取得している。最年少の9歳での資格取得は9人いるという。
比嘉さんは小学校に入学した2021年頃から防災に関する勉強を始めた。今年7月頃から過去問を解くなどの試験対策をしていたという。
今年8月に台風6号が接近した際は、ペットボトルに水と牛乳を入れライトで照らす、簡易ランタンを家族に勧め、停電をしのいだという。
比嘉さんは「これからは犬や猫などペットの心肺蘇生の方法や、気象についての勉強をしていきたい」と笑顔を見せた。
(福田修平)