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受賞者ら記者と対談 新聞コンクール 那覇で表彰式


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受賞者ら記者と対談 新聞コンクール 那覇で表彰式
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県NIE(教育に新聞を)推進協議会(仲村守和会長)は13日、那覇市泉崎の琉球新報社で「第14回いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催)の地域表彰式を開いた。出席した7人に仲村会長が賞状や記念品を贈った。

表彰状を手にする第14回いっしょに読もう!新聞コンクールの入賞者ら=13日、那覇市泉崎の琉球新報社
表彰状を手にする第14回いっしょに読もう!新聞コンクールの入賞者ら=13日、那覇市泉崎の琉球新報社

 同コンクールは、新聞記事を一つ選んで家族や友人らと読み、意見や提言をまとめるもの。「通知表廃止 教員が変革」の記事を選び、県NIE推進協議会奨励賞を受賞した末吉乃彩(のあ)さん(豊見城高1年)は、記事を書いた琉球新報暮らし報道グループの嘉数陽記者と対談し、「なぜこの記事を書こうと思ったのか」と質問した。嘉数記者は「教員不足の原因の一つに『忙しすぎる』という問題があり、先生たちの置かれたつらい現状や解決方法などの事例を紹介し、社会全体の問題として意識を深めようと思った」と述べた。

 「PAC3撤去を要請」を選び、全国優秀賞に輝いた平田あかりさん(仲西中3年)は、沖縄タイムス八重山支局の平良孝陽記者とオンラインで話し、「どんな思いで記事を書いているのか」「自分の書いた記事を読みますか」などと質問した。

 表彰式では、県教育委員で、審査委員長の藏根美智子さんが審査講評を述べた。

 (金城実倫)