【本部】本部町立本部小学校(島川直樹校長)の卒業生の加島陽琉さん(18)=名護商工高3年=が1月18日、手作りのべンチと、フィンランド発祥のスポーツ、モルックの道具を母校に寄贈した。贈呈式が同校の中庭であり、加島さんから児童会の役員や校長らに贈った。
ベンチは長さが1メートル35センチ、幅が1メートル20センチ、高さが75センチで、児童だと6人が座れる。折り畳み式になっている。
加島さんは「将来は宮大工を目指している。去年の10月に宮大工の内定を受けた」と話した。
島川校長は「とってもすてきなベンチで、しかも折り畳み式なので有効に活用したい。高校生からの寄贈は初めてです」とお礼を述べた。
小島一喜児童会長は「ベンチにみんなで座って、勉強や友達関係をもっとよくしたい」と喜んだ。
(上間宏通信員)