有料

沖大×ANAが連携協定 エアラインスクールを優待制度で受講可能 沖縄


沖大×ANAが連携協定 エアラインスクールを優待制度で受講可能 沖縄 教育連携協定を締結したANAビジネスソリューションの柴田雄司社長(前列左から2人目)と沖縄大学の山代寛学長(同3人目)ら=3月27日、那覇市国場の沖縄大学
この記事を書いた人 Avatar photo 渡真利 優人

 沖縄大学(山代寛学長)とANAビジネスソリューション(東京都、柴田雄司社長)は3月27日、教育連携協定を締結した。同日、那覇市国場の同大で締結式を行った。学生は優待受講制度を活用し、航空業界の専門的知識を学ぶ「ANAエアラインスクール」の受講が可能となる。締結は県内の大学で初となる。

 同スクールは基礎コース、キャビンアテンダントコース、グランドスタッフコースに分かれ、3~5日間の日程で航空業界の知識を学ぶ。ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、幅広い業界での就職活動に役立つスキルを学べる。

 沖大の学生は優待受講制度が適用され、入会金が免除されるほか、受講料の割引特典が得られる。講座は9月中旬ごろの開催を予定する。ANA沖縄空港の協力の下、那覇空港で実習するカリキュラムも計画しているという。

 柴田社長は「大学が掲げている地域共創・未来共創の理念に共感した。人材育成のお手伝いをしていきたい」と語った。

 沖大の山代学長は「ANAグループの経営ビジョンである『ワクワクで満たされる世界を』の実現に向け、共に成長できれば」と期待した。

 (渡真利優人)