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美術教諭の作品を展示 きょうから県立博物館・美術館で 沖縄


美術教諭の作品を展示 きょうから県立博物館・美術館で 沖縄 来場を呼び掛ける(左から)上原秀樹さん、酒井織恵さん、浦田健二さん=1日、琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 当銘 千絵

 県内の小中高校や特別支援学校、大学などの美術教師による「美術の先生がつくった作品展」(同実行委員会主催)が6日、那覇市の県立博物館・美術館県民ギャラリーで開幕する。11回目となる今回は32人が参加し、絵画や彫刻、写真、コンピューターグラフィックなど約50点を展示する。

 実行委員長の上原秀樹さんと実行委員の浦田健二さん、酒井織恵さんが1日、琉球新報社を訪れ、作品展をPRした。

 上原さんは、多くの美術教師が日々の業務に忙殺され、自身の創作活動が後手に回っている現状を指摘。「作品展を夏の風物詩にすることで、先生たちの中に眠っている創作意欲をかき立てたい」と語った。

 昨年は各参加者の教え子や保護者を含め6日間の会期に約4千人が来場した。浦田さんは「普段とは違う先生の一面を楽しんで」と来場を呼び掛けた。

 期間中はオリジナル缶バッジをつくるワークショップや、中学生のジュニアキュレーターによる作品紹介もある。開催は12日まで。入場無料。

 (当銘千絵)