今年、再始動した沖縄アクターズスクール(那覇市、牧野彰宏代表取締役CEO)の1期生「B.B.WAVES jr.」のメンバーの城間莉央とNeil(にいる)にインタビューした。インタビュー(上)では、ホープとして活動が期待される2人に、応募のきっかけや目標などを聞いた。
城間は2019年の「次世代スター発掘・ワールドプロジェクト」のグランプリ受賞者。もともと芸能活動にはあまり興味がなかったが、小学3年生の頃からダンスを習っていて憧れていたと話す。
旧アクターズから城間と真栄城結南、らむが「B.B.WAVES jr.」のメンバーに加入した。城間は「コロナ禍でレッスンができない時期が続いたので、スタートラインはみんなと一緒だ。『沖縄アクターズスクール大復活祭』の舞台に3人で出させてもらい、また一つ貴重な経験になった。母から『一番良かったよ』と言われてうれしかった」と振り返る。
Neilは「沖縄アクターズスクール大復活祭」の出演者オーディションに合格し、育成チーム枠で出演した。以前からヒップホップダンスも習っており、沖縄アクターズスクールにも興味があったと言う。オーディションを通過して「B.B.WAVES jr.」の1期生に選ばれた。
ベースやギター、ウクレレなどの弦楽器も演奏できるNeilは、ことし6月に開催された沖縄アクターズスクール開校記者会見の初パフォーマンスでも、高音の透き通った歌声を聴かせ引き立てた。Neilは「気持ちの入った歌が歌えるように、歌詞の意味を調べて、歌うようになった」と変化を話す。
城間は「みんなでアンナさんの期待に応えたい。パフォーマンスを見て、元気を与えられたらいいな」と目を輝かせる。Neilは「会場に来られないお客さんにも、画面越しで感動を与えられるような歌とダンスを見せたい。作詞作曲もできる人になりたい」と夢を語った。
(田中芳)
(下)は沖縄アクターズスクールの牧野アンナ取締役COO兼エグゼクティブプロデューサーを紹介する。16日掲載。