第15回おやじラブロックフェスティバルが28日、那覇市の波の上うみそら公園で開幕した。新型コロナウイルス禍を経て、開催は4年ぶり。初日は7組のバンドが出演。ロックやポップスなど多彩なジャンルから邦楽、洋楽の往年の名曲をカバーし、熱演で聴衆を沸かせた。
会場にはクーラーボックスや折り畳椅子を持参したシニア層も多く、懐かしの曲に思わず立ち上がって踊ったり、体を揺らしたりしながら思い思いに楽しんだ。
イベントは社会貢献を兼ねて、これまでの開催で収益の計700万円を被災地の復興支援などに寄付してきた。宮田光実行委員長は「4年ぶりで緊張したが、多くの人に来てもらえた。元気なおじさんおばさんのためにも、今後もやっていきたい」と話した。
最終日の29日は午後1時から9バンドが出演予定。入場料2千円。
(當山幸都)