来月21～22日に「はたらくものの音楽祭」

　全国の労働者団体などの音楽サークルを集めた「第55回はたらくものの音楽祭」が9月21～22日、那覇市久茂地の那覇文化芸術劇場なはーと小劇場で開かれる。入場無料。中央と県の実行委員会が主催。年1回、全国持ち回りで開かれ、沖縄での開催は2000年に次いで2回目となる。

　今回のテーマは「音楽は世界を変える　沖縄のチムグクルをあなたへ」。県実行委は、基地軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表の高里鈴代さんが実行委員長、那覇市職労委員長の平良昌史さんが事務局長を務める。沖縄戦の実相や教訓を次世代に伝え、平和と命の尊さをアピールする。

　県内の6組を含む約30組が出演する。シンガー・ソングライター前花雄介さんがゲスト出演する。高里さんは「歌には人を支え、励ます力がある。歌うことで全国の仲間とつながり、平和を築いていきたい」と語る。