台風19号 進路によっては11日に大東島で強風も 3連休に本州直撃


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
8日午前9時現在の台風19号の経路図(気象庁ホームページから)

 大型で猛烈な台風19号(ハギビス)は8日午前9時現在、マリアナ諸島を時速約25キロで西北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、台風の進路によっては11日に大東島地方が強風となる恐れがある。沖縄本島が強風域に入る可能性は低いが、気圧の傾きが大きいため、10メートル程度の風が吹く見込み。台風は11日頃から進路を少しずつ北寄りに変えて、三連休に本州を直撃する恐れがある。

 台風の接近に伴い、沖縄地方近海ではうねりを伴い高波となる。大東島地方は10日に6メートル以上の高波となる恐れがある。本島地方も11日に4メートル以上の高波となる見込み。
 
 8日午前9時現在の中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心の東側650キロ以内と西側440キロ以内では風速15メートル以上の強風となっている。【琉球新報電子版】