100人に100万円! 沖縄出身のアパレル社長が1億円チャレンジ


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 沖縄県出身で若い女性に人気の「Rady」など複数のアパレルブランドを展開する「SMbrand」の社長、松田周さん(36)が、SNSをフォロー、リツイートした人の中から100人に100万円をプレゼントする「1億円チャレンジ」を実施している。沖縄の人を優先的に当選させる「沖縄枠」ももうけている。キャンペーンは12日まで。当選者には松田さんが直接連絡する。

松田周さん(本人提供)

 松田さんは琉球新報の取材に、「成功した人がお金を回す流れを作りたい。日本では金を稼いでいるとたたかれるけど、それがなくなるといい。若い人でも稼げるということを見せたい。そのために1億円用意した」と企画の動機を話している。

 松田さんのSNSには「英語を勉強したいので留学したい」「ずっと入院している息子にそのお金を使わせてください」「再婚する母にウエディングドレスを着せてあげたい。女手一つで22年間育ててくれた母に恩返ししたい」など次々にメッセージが寄せられている。

 松田さんは高校卒業後、19歳で上京。4畳半のアパートに住み、東京・新宿の歌舞伎町で働きお金をためた。23歳の時に知識も人脈もない中、会社を立ち上げアパレル業界に進出。8年で年商120億円にまで成長させた。