大東地方、強風に警戒呼び掛け 台風19号、航空便欠航も


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
気象庁ホームページより

 大型で非常に強い台風19号は10日午後9時現在、父島の西南西約380キロを時速20キロで北北西に進んでいる。沖縄気象台によると、予想される進路を通れば大東島地方は強風域には入らないが、気圧の傾きの影響で12日にかけて強風となる見込みで注意が必要だ。海は既にうねりを伴い大しけとなっており、気象台は警戒を呼び掛けている。
 台風は今後、日本の南を北上。12日から13日にかけて紀伊半島から東日本にかなり接近、上陸する恐れがある。
 12日の羽田・成田両空港を発着する国内線は、全日空が全便、日本航空も早朝便を除く大半の欠航を決めた。全日空は中部と関西両空港の国内線も大半が欠航となる。
 沖縄旅客船協会によると、海の便は10日の運天―伊是名、渡久地―水納、泊―座間味の計4便が欠航した。