沖尚VS福岡工大城東 八重農林VS福岡第一 九州高校野球 初戦決まる


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 来春の高校野球全国選抜大会への選考資料となる第145回九州地区大会の組み合わせ抽選会が11日、開催地・佐賀県のグランデはがくれで行われ、1回戦のカードが決まった。県1位代表の沖縄尚学は初日の19日第2試合(午後2時開始、佐賀市立野球場)で福工大城東(福岡2位)と対戦する。2位代表の八重山農林は第2日の20日第2試合(午後0時半開始、同)で福岡第一(福岡1位)と相まみえる。

 沖尚とぶつかる福工大城東は8月の福岡地区新人大会で優勝した実力を持つ。主砲・誉田貴之を中心に、打撃戦に強い印象だ。九州は9季ぶり20度目。

 八重山農林と顔を合わせる福岡第一は、打線をしぶとくつなぎ得点を重ねる。福岡県大会では、準決勝、決勝ともに逆転勝ちで優勝を飾った。九州大会は30季ぶり5度目。

 大会は19~24日。九州各県から16校が参加する。決勝は24日正午から、佐賀県立森林公園野球場(みどりの森県営球場)で行われる。

◆自分たちの試合する

 沖縄尚学の比嘉公也監督の話 相手がどこであろうと自分たちの試合をするだけ。超短期決戦なので体力を付け確実な得点を狙う。イージーミスをしないよう守備練習や最短でホームに返って来る走塁など、基本動作を徹底的に確認し、挑みたい。

◆持てる力最大限発揮

 八重山農林の新里和久監督の話 福岡第一は県大会で戦った相手からもう一段レベルが高いと聞いた。日もないので、持てる能力を最大限発揮しようと選手に言っている。県大会での経験を糧に、さらに技術を高める試合をしたい。