演歌の花道 10団体が31演目を披露 華麗な舞 観客魅了


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「芸者ワルツ」を披露する吉藤流喜世佑会=13日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 「おきなわ文化の祭典 大琉球浪漫2019」(琉球新報社主催)シリーズの第2弾「新舞踊公演『演歌の花道』」が13日、那覇市の琉球新報ホールであった。県内で活躍する新舞踊の10団体約60人の実演家が出演し、演歌や歌謡曲に乗せ31演目を華麗に披露した。

 大河流寛祥会の「勝負の花道」で幕開き。宗山流蝶江会の4人が「江戸の四季」をはかなげな表情であでやかに舞った。一条流玉峰会・茂静香さん、大城志奈子さんの「祇園宮川先斗町」は洗練された軽快な振り付けと扇子さばきが会場を沸かせた。トリを務めた一条流玉峰会・一条玉峰さんは「うかれ奴さん」を披露し、観客の拍手に包まれた。