【恩納】「SDGs de 地方創生~ともに考える、持続可能な恩納村の未来」(NPO法人イシュープラスデザイン主催)が14日、恩納村ふれあい体験学習センターで開催された。民間事業者や行政職員ら72人が参加し、カードゲームを通して地域創生と持続可能な開発目標(SDGs)を学んだ。
恩納村は内閣府の「SDGs未来都市」に選ばれている。催しは、村の未来を共に考えようと開催した。
ゲームは仮想の村を想定して、参加者が今後12年間の村の変化を追体験した。班ごとに商店主、1次産業従事者、行政など村の構成員となり、「お金」「資源」「人」といったカードを使いながらSDGsの17目標に沿ったプロジェクトを実行した。
ゲームの考案者でイシュープラスデザイン代表の筧裕介さんは「地域の中で立場や世代、分野、隣近所などあらゆる領域の中で分断が生じている」と指摘。「対話と協働でつながりながら町の未来ビジョンをみんなで考えることが大切だ。個人の未来と地域の未来はつながっていることを理解して動くと、町づくりはうまく回り始める」などと語った。