泡盛マイスター協会(貞岡結子会長)などは17日に県庁で会見を開き、琉球泡盛を使ったカクテル「愛さ(かなさ)」の商品化を発表した。県産果実の果汁を使ったフルーティーな味わいが特徴で、24日から販売する。
4月の第15回琉球泡盛カクテルチャレンジアジアカップで、最優秀に当たる内閣総理大臣賞を受賞した平良恒人氏(ロワジールホテル那覇)のレシピを基に製造。石川酒造場(大城俊男社長)の泡盛「島風」に、県産のシークヮーサーとパイナップルの生搾り果汁などを加えた。同酒造場の仲松政治会長は「中身の4分の3は果汁を使っている。亜熱帯果汁のうまみを味わってほしい」と話した。沖縄ファミリーマート約320店舗とスーパーのりうぼう12店舗、デパートリウボウで販売。価格は税抜き300円で、内容量は280ミリリットル。アルコール分5%。1日千本販売が目標。