島袋洋奨が引退表明 興南出身左腕「ファンに感謝」 ソフトBから戦力外通告


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 福岡ソフトバンクから戦力外通告を受けていた島袋洋奨投手が現役引退を表明した。21日、自身のインスタグラムで表明した。

 島袋は「10月1日にホークスの退団が決まり、同時に野球を引退することを決めました。とても素晴らしい環境の中、一流の方々と野球をやれたことが私の財産になりました。応援していただいたファンの皆様、ありがとうございました」と投稿した。

 島袋は甲子園に興南高2年春から4季連続で出場し、3年時の2010年に史上6校目の春夏連覇を達成。左腕の「トルネード投法」を武器に県勢初の選手権優勝に貢献した。中央大に進学し、15年にドラフト5位でソフトバンクに入団。ルーキーイヤーの1年目は1軍で2試合に登板した。しかしケガに苦しみ、17年8月に左肘関節の遊離体を除去する手術を受けていた。同年オフには育成契約を結んだ。育成2年目の今季は2軍で3試合に登板し、1勝0敗で防御率は6・00だった。