嘉手納基地内の住宅からアスベスト 沖縄防衛局、28日に除去工事に着手


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 【中部】沖縄防衛局は23日、米軍嘉手納基地内にある家族住宅24棟の一部建設資材でアスベスト(石綿)の含有が確認されたとして、28日から除去工事に着手すると発表した。

 24棟はいずれも解体工事の対象建物。解体工事に伴いアスベストの含有調査を実施したところ窓シーリング材や外壁・軒裏吹き付け下地調整剤、床ビニルタイル接着剤など一部の建設資材から含有が確認された。

 防衛局の担当者は本紙取材に対し「労働安全衛生法や廃棄物の処理および清掃に関する法律など関係法令に基づき適切な石綿飛散防止対策を講じた上で除去工事を実施する」と述べた。